数々の名選手を育てた殿堂入りトレーナーで、フアン・マヌエル・マルケスらを擁するメキシコの重鎮イグナシオ“ナチョ”ベリスタイン氏(74)が28日(日本時間29日)メキシコシティ南部の病院に緊急入院した。
同氏の家族は詳細に関して明言を避けているが、入院後、体調は安定しているという。ただ同氏は以前から心臓に持病をかかえ、常備薬を欠かせないとの話もある。ベリスタイン氏は24日、メキシコ・アカプルコで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチで王者ジョニー・ゴンサレスのチーフセコンド兼カットマンを務めた。1日も早い復帰が期待される。