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小國アウェイでV1 大橋に負傷判定勝ち

2012年3月19日 10時35分


 18日、愛知県刈谷市産業振興センターあいおいホールで行われた東洋太平洋S・バンタム級タイトルマッチ、チャンピオン 小國以載(VADY)対 元王者 大橋弘政(HEIWA)の一戦は、ダウンを奪った小國が、9回21秒、負傷判定により初防衛に成功した。採点は88-83が二人と88-84と大差で小国の勝ち。
 衝撃はファーストラウンドに訪れた。様子見、探り合いと思われた初回、小國の右ストレートで大橋がいきなりのダウン。以降も小國は多彩な左を突き刺し、接近されても強烈なボディで押し返す。5回にはヒッティングによるカットで試合を優位に進めた。しかし7回からの大橋は、鬼神の如き前進で、小國を自らの世界に引き釣りこむと、逆に小國がバッティングによるカットでドクターチェックが入る。結局この傷からの出血が酷く、試合はストップされた。(SA)※写真は中盤、挑戦者の顔面に右を決める王者小國

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