ゴロフキン 先月11度目の防衛を果たしたばかりのWBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の次期防衛戦が早くも決定。10月18日、米カリフォルニア州・カーソンのスタブハブ・センターにWBC同級暫定王者マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)を迎えることになった。
ルビオ 7月26日、元統一王者ダニエル・ゲール(豪州)を3回KOで葬り、あらためてその強さを世に知らしめたゴロフキン。強さゆえの自信なのか、本人はS・ウェルター級からS・ミドル級まで来るものは拒まずの構えだが、WBC王者ミゲール・コット(プエルトリコ)、元WBC王者フリオ・セサール・チャベスJr、WBA・S・ミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(米)らはゴロフキンに関心がなさそうで、12度目の防衛戦の相手はベテランのルビオに落ち着いた。
ゴロフキンがこの試合にモチベーションを見出すとすれば、最近試合をしていたニューヨークを離れ、初めて西海岸で試合をするということか。実力がありながら人気が伴わないと言われてきたゴロフキンにとって、西海岸でのファイトは、ゲール戦に続き、全米にその存在を浸透させるひとつのきっかけになると期待される。
挑戦者のルビオは59勝51KO6敗1分と豊富なキャリアと強打を誇る34歳。09年にWBC・WBO王者ケリー・パブリック(米)に挑戦して負傷判定負け。12年にはWBC王者チャベスJrとフルラウンド戦った。その後は6連勝しており、この4月にドメニコ・スパダ(イタリア)を10回KOで下してWBC暫定タイトルを獲得。3度目の正直を狙うメキシカンは、30勝27KO無敗のチャンピオンをどこまで苦しめられるだろうか。
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