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アマ メダル拒否で資格停止、主審に暴行で永久追放

2014年10月24日 13時22分

 アマチュアボクシングの世界的統括団体AIBA(国際ボクシング協会)は、先のアジア大会でメダルの受け取りを拒否したインドの女性ボクサーとコーチら関係者に対し、21日付で暫定的な「資格停止処分」を科したと発表した。問題を起こした選手、ライシュラム・シャリト・デビ(32)と監督、コーチらが処分の対象。

 デビはアジア大会のライト級準決勝で韓国の朴に0-3で判定負けしたが納得せず、翌日の表彰式で一度は銅メダルを受けとったものの、これを朴(銀メダリスト)に押し付けようとし、拒否されるとメダルをリング内に残して立ち去った。その後自らの行為を謝罪したとAIBAは伝えていた。この処分により、デビは11月韓国済州市で開催される女子世界選手権大会に出場できない。

資格停止処分を受けたデビ

 これちらもアマチュアボクシングの椿事。クロアチアのザグレブで開催中のヨーロッパ・ユース選手権大会で、地元選手が審判を殴り倒して負傷させ、警察に逮捕される事件が起きた。

 問題の選手は20日の81kg級(L・ヘビー級)予選に出場したヴィド・ロンカーで、リトアニア選手に3度のカウントをとられた直後ポーランドのジューゴー主審にストップされたが、これに納得せず、勝敗のコールが発表される直前、無防備のレフェリーにいきなりパンチを数発見舞い、失神させた。一時会場は混乱したが、関係者に取り押さえられたロンカーは、そのまま警察に引き渡され、逮捕された。受難のジューゴー氏は救急車で病院に搬送されたが、生命に別状はないという。

 AIBAは21日付で、ロンカーを永久追放処分とし、セコンドらの関係者についても、懲罰委員会の結論が出るまでライセンス停止の処分に科している。http://www.youtube.com/watch?v=wjjKnjFZcww

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