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大竹、鮮やかなTKO勝ち

2011年7月23日 12時27分

 日本S・バンタム級2位まで上昇した大竹秀典(金子)がランカー対決を秒殺で制した。22日、後楽園ホールで同バンタム級7位の丸山有二(野口)と対戦し、初回2度のダウンを奪って1分30秒TKO勝ちしたもの。
 S・バンタム級契約で行われた一戦。まず仕掛けたのはウェイトオーバーをしていた丸山だった。ゴングと同時に大竹に左右連打を見舞う。これに大竹は持ち前のブロッキングからコツコツとショートのパンチを返して機をうかがう。そして丸山の攻撃の隙に左フックからの右ショートを直撃。アゴに被弾した丸山は倒れ、立ち上がったもののダメージ大。大竹の追撃で2度目のダウンを喫すると同時にストップがかかった。
 またセミでは日本S・バンタム級7位橋元隼人(ワールドスポーツ)が横枕敬治(フラッシュ赤羽)に8回3-0判定勝ち。互いに手数の少ない試合だったが、その中で橋元がクイックな右を当ててポイントを集めた。78-75、78-74、79-74のスコア。

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