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石田匠が2度目へ前進 年内にIBF挑戦者決定戦

2019年10月3日 19時55分

 IBF世界S・フライ級5位、石田匠(27=井岡)は3日、大阪市のジムで会見し、同級8位のイスラエル・ゴンザレス(メキシコ)との指名挑戦者決定戦出場を発表した。

「やりにくい相手ではない」と自信の石田

 当初、メキシコ・グアダラハラで10月26日に試合が行われることで進められていたが、この日の発表直前に現地プロモーターから日時と会場を変更する連絡があり、決定戦は年内に海外で開催される見込み。

 突然の開催延期だったが、石田に動揺はなかった。「いつどこでやろうが関係ない。世界挑戦権を獲得してチャンピオンになるだけ。そのための練習はしっかりできています」。石田は日本S・フライ級王座を5度防衛。17年10月に英国でWBA同級世界王者カリド・ヤファイ(英)に挑むも判定負け、初の敗北を喫したが、18年に再起、4連勝中で戦績は28勝15KO1敗。

 ゴンザレスは24勝11KO3敗のメキシカンファイター。18年2月にIBF王者アンカハスに10回TKO負け、同年11月にWBA王者、ヤファイに判定負けしている。石田はヤファイ戦などの映像をチェックしており、「やりにくい相手ではない。2年前より、パワーアップしたし、前後の動きで打ち合いにもっていき、倒したい」と自信をのぞかせた。

 現王者、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は5月に船井龍一を下して7度目の防衛に成功。11月に8度目の防衛戦を予定している。

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