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井岡一翔、3階級制覇の標的レベコ戦へ始動

2015年2月5日 21時31分

 3階級制覇を目指す井岡一翔(井岡)が5日、標的としているWBA世界フライ級王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)の挑戦に向けて本格的な練習を開始した。現在契約の細部について交渉中だが、4月下旬に大阪でのタイトルマッチ開催が有力視されている。

井岡一翔が3階級制覇に向けて始動(ボクシングニュース)
父一法会長とシャドーで動きを確認する井岡

 昨年の大みそかにノンタイトル10回戦を戦い、5回に右一発で元暫定世界王者を沈めた井岡は正月休みもとらず体を動かし、1月23日にジムの若手選手ら13人とハワイ・オアフ島へ出発、現地で4日間走り込んできた。「昨年はタイトル挑戦に失敗したが、2試合ノンタイトルを戦い、大みそかは試合の流れを組み立てた中でKO勝ちできた。ハワイでは次の3階級へのタイトル挑戦に向かって、気持ちをリフレッシュできました」と笑顔で語った。

 これからの練習については「フライ級を3試合戦ったし、この階級で十分戦える体づくりができている。フライ級で一番強いということを証明したい。タイトルを獲得しても、防衛も大事だが、統一王者にも挑戦したい」と、さらなる高みを目指していることを口にした。

井岡一翔

 井岡一法・井岡ジム会長はレベコと交渉していることを明言したうえで、「レベコは7回も防衛している老かいなボクサーだが、(一翔が敗れた)アムナットに比べると、ボクシングをしてくる相手で、お互いかみ合う試合になるだろう。一翔はパンチ力がついている。2人ともボディー打ちが得意なだけに、離れた距離からのボディー攻撃がポイントになりそうなので、そのあたりも練習に取り入れたい」と語った。

 井岡はこの日、一法会長の指導でシャドーに取り組んだ後、同門の宮崎亮とスパーリングを行った。今月末からは宮崎、日本S・フライ級王者の石田匠らとグアム合宿に出発、そのあと呼び寄せる世界ランカー3人らと本格的なスパーリングで、打倒レベコを目指す。

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