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湯場忠志が引退式、今後は後進の指導に

2015年2月10日 22時11分

 史上初めて日本タイトル5階級制覇を成し遂げた湯場忠志(都城レオS)が10日、東京・後楽園ホールの「DANGAN122」で引退式を行った。OPBF&日本ミドル級王者の柴田明雄(ワタナベ)との引退スパーリングのあと、セレモニーが行われた。

湯場忠志が引退式、今後は後進の指導に(ボクシングニュース)
ファンに向かって最後のあいさつをする湯場

 集まったファンの前でマイクを握った湯場は思わず涙ぐみ、言葉を詰まらせたが、「現役は終わるが、ボクシング人生はまだ終わらない。今後はジムを出して、ボクシングの良さを多くの人に伝えていきたい」とあいさつ。惜別のテンゴングが打ち鳴らされた。

 試合後、取材に応じた湯場は「何度も引退を考えながらここまで長くできた。世界はあきらめたけど、またチャンピオンになりたい、見返してやりたいという気持ちでここまでこれた。ボクシングを通していろいろな人に出会えたことが幸せだった」と19年に及ぶ現役生活を振り返った。生涯戦績は58戦46勝33KO10敗2分をマーク。

 宮崎市内でボクシングジムを開く予定で、いずれ東京に進出する夢を持っているという。今後は長男で日章学園高ボクシング部に所属している“湯場2世”海樹の指導にも力を注ぐ。

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