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マルティネス、ジンジルクをKO WBCダイヤモンドベルト戦

2011年3月13日 23時20分

 米コネチカット州マシャンタケットのフォックスウッズ・カジノで12日(現地時間)行われたWBCミドル級名誉チャンピオン、セルヒオ“マラビージャ”マルティネス(亜)-挑戦者WBO世界J・ミドル級チャンピオン、セルゲイ・ジンジルク(ウクライナ)の一戦はマルティネスが8回1分43秒KO勝ちを飾った。
 序盤3ラウンズは静かな立ち上がりだったが、マルティネスはカットを負い、コーナーは不安がつのる。しかし4回、攻勢をかけたマルティネスのパンチでジンジルクはグローブがマットに触れ、マーカンテJr主審のカウントが入る。5回終了前、マルティネスの左フックが決まり、ウクライナ人は2度目のダウン。8回、マルティネスが猛アタックをかけると、無敗のジンジルクは崩れ落ち、ストップがコールされた。
 名誉王座を守り、5万ドル相当のダイヤモンドベルトを獲得したマルティネス(36歳)は47勝26KO2敗2分。ジンジルクは37勝23KO1敗。勇敢さを誇示したが、アルゼンチン人のレベルではなかったとの見方がされる。

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