サリドvsマルティネス計量パス、WBO世界SFe戦
2015年4月11日 11時52分
2015年4月10日 23時23分
昨年の関西学生リーグ1部を制した大商大と2位の関大が10日、東大阪市の大商大でスパーリングを行った。5月10日から始まる学生リーグに向けて、互いの技術向上が目的。今年は有力選手を擁する芦屋大が1部に昇格したため、例年以上に士気を高めようと2年ぶりの合同練習だ。
大商大は新入部員が8人加わり、総勢26人と層が厚くなったのに対して、関大は愛媛・松山工からのミドル級、日野魁人(かいと)が加わっただけで、2~4年生のレベルアップが最大の課題だ。
スパーリングは3分3ラウンド、L・フライからミドルまで7階級で手合わせした。L・フライ級では大商大1年・桑畑凛生(りお=浪速高出)が関大の小島誉史(4年)に、右ストレート、左ボディフックを打ち込むなどきびきびした動きを見せた。ライト級ではリーグ戦2年間全勝の大商大・田中洸太郎(3年)が関大主将の守屋寿俊(4年)に威力ある右フック、左ストレートを打ち込んだ。主将の京口紘人(4年)と並んで、ポイントゲッターになりそうだ。全体的に大商大の各選手の早い仕上がりぶりが目立った。
大商大・菅原博之監督は「大学王座で関東の大学を倒すために、しっかり練習を積んでいきたい。近くなので、近大とも合同練習をしたい」と話し、関大・市川大祐監督は「まだまだ課題だらけなので、これからの1ヶ月でそれらを克服していきたい」と語った。
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