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井上拓真はベルト統一へ「今までで一番の緊張感」

2019年9月27日 21時41分

 兄の井上尚弥とのダブル世界タイトルマッチでWBC世界バンタム級正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)と団体内統一戦を行う井上拓真(大橋)も27日、公開練習で元気な姿を見せた。

マススパーリングを終えた拓真(右)とラミド

 尚弥、従弟の日本S・ライト級王者、井上浩樹とともに走り込みの軽井沢合宿では、練習メニューが明かされず、いつ終わるとも分からない内容で「メンタルが鍛えられました」。その後は東京オリンピックの米国代表候補、スイッチが得意でサウスポーもできるジャフェスリー・ラミドとのスパーリングを重ねた。

 暫定の2文字を取るべく迎える11.7さいたまスーパーアリーナの決戦に向けては「緊張感は今までで一番ある。相手はオリンピックに2回出ていてアマチュアのキャリアも豊富。緊張とワクワクが入り混じった心境」と現在の心の内を明かした。

 サウスポー対策、ウバーリ対策にいそしむ日々そのものが緊張感に満ちたものであろう。今回ばかりはウバーリ有利との声も聞かれる中、「負けることへの怖さはない。自分がどれだけやれるのかという思い」と拓真。メディアの取材に答える姿には自信が感じられた。

 相手へのリスペクトを払いつつ「相手を過大評価して試合に臨むのはいいことだと思う。ヤップとやったときは、かなりパワーがあると思っていて、実際にリングに上がったらそれほどでもなく、自分の力を発揮できた」。打倒ウバーリに向けて、こちらも抜かりはなさそうだ。

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