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粟生隆寛が渡米、5.1WBOライト級王座決定戦

2015年4月23日 20時48分

 5月1日(日本時間2日)米ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで、世界3階級制覇をかけてWBO世界ライト級王座決定戦に挑む現WBO同級1位の粟生隆寛(帝拳)が23日、成田空港から米国に向けて出発した。同タイトルは現WBO世界S・ライト級王者テレンス・クロフォード(米)の返上。粟生は同4位ライムンド・ベルトラン(メキシコ)と空位の王座を争う。

粟生隆寛がラスベガスに出発(ボクシングニュース)
WBO王座決定戦に向けて渡米する粟生

 粟生にとっては、ガマリエル・ディアス(メキシコ)にWBC世界S・フェザー級タイトルを奪われた試合以来2年半ぶりの世界戦。成田空港で報道陣の取材に応じた粟生は「早く試合がしたい。ウエートも順調で、ほぼリミットまできている。自分で言うのもなんですけど、いい体です」と明るい表情で話した。

 自らの試合翌日には同じラスベガスでメイウェザーとパッキャオの“世紀の一戦”が行われるが「他人の試合どうこうよりも自分の試合。しっかりベルトを獲ってからビッグマッチの雰囲気を楽しみたい」。世界王者になってメガファイトに沸くラスベガスの街を堂々と歩くつもりだ。

 前日に3階級制覇を達成した井岡一翔(井岡)に祝福のメッセージをラインで送ると、逆に「今度はタカちゃんの番です!」と激励の言葉が返ってきたという。この日は、お守りととらやのようかんを持たせた母ゆり子さんをはじめ、ジム関係者に見守られながら、粟生がアメリカに旅立った。

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