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鹿児島で43年ぶりの世界タイトルマッチ
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2019年12月14日 土曜日

天海ツナミが凱旋防衛 1位挑戦者を8回TKO 
鹿児島で43年ぶりの世界タイトルマッチ

 WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチは14日午後、内之浦銀河アリーナ(鹿児島県肝付町)で行われ、地元出身でチャンピオンの天海ツナミ(山木)が同級1位のジョゼベル・パガデュアン(比国)の挑戦を8回1分40秒TKOで撃退し、2度目の王座防衛に成功した。鹿児島で世界戦が行われるのは43年ぶり2度目。女子の世界戦は初。

逃げる挑戦者を追いかける天海(左)

 会場を埋めた満員1200人の地元ファンの「ツナミ・コール」を背にゴングを聞いた天海は、初回こそ様子見で手が少なかったが、すぐサウスポーの挑戦者のボクシングを読み、2回から積極的に攻め立てた。

 パガデュアンは立ち上がりこそ得意の左ストレートを放って意欲を示したが、天海の強いプレスに後退することが多く、5回以降はしばしば天海に背を向けて駆け足で逃げ、戦意を示さない。天海はパガデュアンの不意打ちを警戒する慎重さを維持しながら攻撃を続け、8回にロープに挑戦者を詰め猛攻したところで中村主審がストップをかけた。

天空は故郷に錦を飾った

 勝った天海は「きれいに倒したかったのに……」と残念そうだったが、これだけ挑戦者が逃げに徹しては決定打も打ちにくかったか。郷里に錦を飾りたいがゆえにプレッシャーもあったという天海。「勝ててホッとしています」と。リングの上では撮影責め、リングを降りてからも地元の知り合いにもみくちゃにされ、ツナミ・スマイルも全開だった。

 これで天海の戦績は27勝16KO12敗1分。パガデュアンは12勝5KO1敗1分。ちなみに43年前の世界戦は、1976年1月、鹿児島県立体育館で行われたWBA世界J・フライ級タイトルマッチ、王者ハイメ・リオス(パナマ)vs.天龍数典(東洋)。

春口は日本タイトル再挑戦をアピールした

 セミのL・フライ級8回戦は、日本ミニマム級13位の春口直也(橋口)がサンチョイ・ヨッブン(タイ)にKO勝ち。2年ぶりの勝利を挙げた春口は「ランクを上げてもう一度日本タイトルに挑戦したい」と2度目の日本タイトル挑戦に意欲を見せた。

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