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田淵圭祐がダウン応酬制す、大阪・オンテックス杯

2015年5月3日 22時14分

 オンテックス杯第56回風間ボクシングは3日、大阪市阿倍野区民センターで行われ、メインのバンタム級8回戦は、昨年度の全日本新人王西軍代表の田淵圭祐(22=八尾)が初のダウンを喫しながら7回に集中打を浴びせて東泰誠(23=真正)にTKO勝ち。戦績を9勝7KO3敗2分とした。セミのバンタム級8回戦はグリーンツダから移籍した石橋俊(27=仲里)が打ち合いを制した。

田淵圭佑がダウン応酬制す(ボクシングニュース)
流血する東を攻める田淵(左)

◇バンタム級8回戦
田淵圭祐(八尾)[TKO7回58秒]東泰誠(真正)
 ハードパンチャーの田淵は2回終了直前に右ストレートをヒットしてあっさりダウンを奪った。一方的な試合になると思われたが、サウスポーの東は右ジャブを効果的に使い、田淵の接近を阻む。3回に田淵が不用意に出たところに右フックをカウンターで決めてダウンを奪い返した。しかし、パンチの破壊力は田淵が上回り、4回に東が左目上をカット、また鼻血も出るなど、流血の試合に。5、6回と田淵のパンチがヒット、7回はフットワークが衰えた東が真っ直ぐ下がってロープを背負ったところに、田淵が右ストレートから連打を浴びせた。防戦一途の東の動きを見て主審が試合を止めた。田淵はパンチを過信する余り、攻めが単調になるきらいがあり、細かい動きからの連打を放つのが今後の課題だ。

◇バンタム級8回戦
石橋俊(仲里)[3-0(77-76、77-75、78-75)]磯野紘輔(真正)

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