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天笠、李戦から再起

2010年10月17日 10時43分

 16日夜、後楽園ホールでは天笠尚(日本フェザー級2位=山上)が東上剛(ドリーム)に8回3-0判定勝ち。李冽理(現WBA世界S・バンタム級王者)の日本フェザー級王座に挑んで以来の再起戦を白星で飾った。
 開始からヒートアップして打って出た天笠は2回にスイッチしざまの右ストレートでダウンをマーク。その後も長身から左右の強打を束にして襲いかかったが、元日本ランカーの東上も引かずに対抗する。そのため天笠は中盤でジャブを使ったり、ボディーとの打ち分けなどして攻撃の手を緩めなかったものの、東上の頑張りにKOを逃した。
 前戦で判定負けした相手の李が世界チャンピオンになり「すごい」と率直に感想を述べた天笠。しかし「自分の中では(李戦は)もうちょっとできたんじゃないかと思っていて。もう一度挑戦するのを目標にやっていましたけど」と胸中を明かした。最後は「僕はフェザーで日本タイトルしかない」と改めて目標を語った。16勝12KO4敗2分。
 またこの日はメイン以外でも8回戦が4試合行われた。セミに登場した日本ライト級9位の加藤善孝(角海老宝石)だが、佐藤豊(ヨネクラ)との一戦は互いに手数の少ない試合。盛り上がりのない展開の中、左でポイントを集めたものの6回にまさかのダウンを喫するなど芳しくはなかった。
 ほか、日本S・バンタム級10位の前之園啓史(石丸)は洞平勝賢(シャイアン山本)に手を焼きつつも小差3-0判定勝ち。日本フェザー級12位の山崎武人(本多)は昨年新人王の緒方勇希(角海老宝石)に3-0判定負け。兼丸善弘(ワタナベ)が品部正秀(ボーイズ水戸)を6回TKOに下した。

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