“アマチュアのプロ”最強の座にカザフスタンが復帰――チーム対抗で争うワールドシリーズ・ボクシング（WSB）「プレイオフ」の決勝が20、21日の2日間にわたってカザフスタンの首都アスタナで開催され、地元のカザフスタン・アスタナ・アーランズが常勝キューバ・ドマドレスを6-4で破り優勝を飾った。

　カザフスタンは5試合対抗の初日を3-2で勝ち、翌日残る5階級でも3-2と同じ結果を繰り返した。5季目のWSBで、カザフスタンは2年ぶり2度目の優勝。キューバは五輪や世界選手権の優勝者を擁しながら、フライ級でWSB不敗のベイティアがジュシポフにレギュラーシーズンのリベンジを許し、またロンドン五輪金メダリストのイグレシアスが敗れるなど誤算続きで、地元のカザフに苦杯を喫した。Photo/WSB