米国オッズメーカーが秋の注目試合について賭け率を明らかにしている。24日（日本時間25日）現在で次のような数字。

　まず9月12日ラスベガス、フロイド・メイウェザー（米）の引退試合とも言われる対アンドレ・ベルト（米）戦は58-1でメイウェザー有利。試合発表時には80-1とも言われ、差が接近した印象だが、大差であることに変わりない。同じリングのバドゥ・ジャック（スウェーデン）vsジョージ・グローブス（英）のWBC･S･ミドル級戦は3-2で挑戦者グローブス優位。同じくローマン・マルティネス（プエルトリコ）vsオルランド・サリド（メキシコ）のWBO･S･フェザー級戦は2-1で王者マルティネス。

　今週土曜日28日（日本時間29日）ロサンゼルスのレオ・サンタクルスvsアブネル・マレスのメキシコ系対決は2-1でサンタクルス。ただし現役選手、著名トレーナーたちの予想はほぼ同じ数字でマレスが支持されている。一方10月17日ニューヨークのゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）vsデビッド・レミュー（カナダ）のミドル級統一戦は予想通り、12-1と圧倒的にゴロフキン。また1週間後ドイツでのウラジミル・クリチコ（ウクライナ）vsタイソン・フューリー（英）のヘビー級戦は4-1でクリチコと出ている。

　日本人絡みでは9月6日のリマッチ、ジェイミー・マクドネル（英）vs亀田和毅のWBAバンタム級戦は、先週まで4-3で和毅が若干有利だったが、ほぼイーブンに接近している。また9月22日の山中慎介（帝拳）vsアンセルモ・モレノ（パナマ）のWBC世界バンタム級戦は4-1で王者山中が支持されている。