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井岡一翔が接近戦を想定、9.27WBAフライ級V1戦

2015年9月18日 22時06分

 27日エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で初防衛戦を行うWBA世界フライ級王者の井岡一翔(井岡=26)が19日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開した。すでに100ラウンドのスパーリングを消化している井岡はがっちりガードを固めながら、相手の打ち終わりを狙って、上下のパンチを繰り出し、パワーあふれる仕上がりぶりだ。

井岡一翔が9.27防衛戦を前に公開練習(ボクシングニュース)
スパーリングでボディ打ちを披露する井岡

 挑戦者の同級12位ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30=アルゼンチン)は26勝14KO2敗1分の戦績で、これまでS・フライ級が主戦場。井岡は「ビデオで見る感じは、怖さはない。中南米独特のリズムでパンチを打ってくるし、リーチもある。ペースさえ握られなければ」と語り、この日は比国、コロンビアから呼び寄せたパートナーと2ラウンドずつスパーリング。

 3階級王者を目指した前回のレベコ戦のスパーリングは、しっかり距離をとってスピードあるジャブ、ボディフックをみせていたが、今回はパートナーに打たれてもしっかりガード。間髪をいれず、ボディへの左フックから、顔面への右のフック、ストレートを放ち、カウンターパンチを狙った動き。「12ラウンドまでやるつもりはない」と断言するように、KO決着を狙っている。

「世界4団体のフライ級の王者の中でも強さをアピールしたい。しっかり練習を積んできて、自分のボクシングの軸や幅が大きくなったと思う。1ラウンドからペースを握って戦います」。井岡はさらなる進化を約束した。

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