April
21
Monday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

16°C Clouds
Tokyo

Home > Match Information > 27日は井岡一翔のV1戦、挑戦者ソーサが公開練習

27日は井岡一翔のV1戦、挑戦者ソーサが公開練習

2015年9月23日 21時05分

 WBA世界フライ級タイトルマッチ(27日・エディオンアリーナ大阪)でチャンピオン、井岡一翔(26=井岡)に挑戦する同級12位、ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30=アルゼンチン)が23日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開した。日本S・フライ級王者、石田匠(23=井岡)と2ラウンドのスパーリングを行い、低い姿勢からボディへの左フック、顔面への右ストレートにつなげる「武器」の一端をみせた。

日本王者の石田匠にアッパーを打つソーサ

 軽くウォームアップした後、石田とグローブを交えた。フットワークはそれほど使わず、極端に低い姿勢から左ジャブを突き上げ、接近すると左フックから右ストレート、左右フックのコンビネーションで、石田の前進を阻んだ。また、右アッパーも突き上げた。ソーサ陣営から「強いパンチはなしで」との申し入れがあり、激しい打ち合いのシーンはなかった。井岡が不用意に打ち合いに出なければ、ステップワークでソーサの左ボディブローは十分外せそうだ。

 スパーの後、トレーナーの兄ホセ・ラファエル・ソーサ(46)のミットを打ち込んだ。ホセは98年3月、WBC世界バンタム級王者、辰吉丈一郎(大阪帝拳)の初防衛戦で日本のリングに上がり、0-3の判定負けを喫している。20日来日したソーサは、練習は軽く切り上げたが、「ウエートは問題ない」と話すものの、S・フライ級が主戦場で、背中の筋肉のつき具合をみると、まだフライ級のリミット近くには達していない様子だ。

 練習を見守った井岡一法・井岡ジム会長は「予想した通り上半身が柔らかい。左フックから右クロスをノーモンションで打ってくる。一発にかけてくるので、油断はできない」と慎重だった。

Related article
関連記事
モバイルバージョンを終了