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フンドラ妹、ストップ勝ちで女子フライ級統一王座を堅守 S・ウェルター級コンウェル初黒星

2025年4月20日 20時30分

 米カリフォルニア州オーシャンサイドのフロントウェーブ・アリーナで現地時間19日ゴングが鳴った女子4団体フライ級タイトルマッチは統一チャンピオンのガブリエラ・フンドラ(米)が挑戦者マリリン・バディージョ(メキシコ)に7回1分44秒TKO勝ち。IBF・WBA・WBC・WBO王座の防衛に成功した。

TKO防衛を果たしたフライ級女子王者のフンドラ㊧ photo/Cris Esqueda(GBP)

 身長で18センチ、リーチで20センチ上回るフンドラ(23)がサウスポースタイルから左ストレート、フックを断続的に決めてリードした。メキシコ国外初リングのバディージョは低いダッキングと上体の動きで対処するが、ラウンドを重ねるごとに被弾が増える。

 6回、左右連打、左ストレートをヒットしたフンドラはボディー打ちから左ストレートで挑戦者を追い込む。ここは耐えたバディージョだが7回、一気に畳みかけられてヒザを着く。立ち上がったがダメージを考慮してレフェリーがストップをかけた。

 IBF王座は4度目、他の3王座は初防衛を果たしたフンドラは16勝8KO無敗。「ストップ勝ちは時間の問題だった」と余裕のコメント。今回が初のメインイベンターだった。初黒星のバディージョ(25)は19勝3KO1敗1分。

コンウェル㊨初黒星 photo/Cris Esqueda(GBP)

 セミのS・ウェルター級12回戦はWBAを除き3団体でランクされるチャールズ・コンウェル(米=筆頭はWBO2位)がホルヘ・ガルシア・ペレス(メキシコ=WBO4位)と序盤からペース争いを展開。プロモーターのGBPと契約して4戦目のコンウェルが右強打、左右をねじ込めば、ペレスは左ボディーを返して一進一退の攻防に持ち込む。

 抜け出したのは185センチの長身選手ペレス。クリーンヒットの数で勝り、体が密着するとクリンチでコンウェルのアタックを封じる。押され気味のコンウェルは10回、腹を攻めて反撃。11回にも攻勢をかけてスコアカードを拮抗させた。しかしながら最終回もコンウェルは懸命に手を出したが、公式スコアは115-113が2者に113-115の2-1でペレスの手が上がった。

 ロスモチスのモンティエル・ファミリーにサポートされるペレス(28)は33勝26KO4敗。初黒星のコンウェル(27)は21勝16KO1敗。

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