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内藤律樹vs尾川堅一、あす注目の日本SFe級戦

2015年12月13日 15時16分

 あす14日後楽園ホールでゴングとなる「ダイヤモンドグローブ&DANGAN148」の計量が13日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。日本S・フェザー級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)と挑戦者1位の尾川堅一(帝拳)がリミットの58.9キロでクリアした。

勝ったほうが世界へ前進、王者内藤(左)と挑戦者尾川

 WBC7位、IBF13位につける無敗のサウスポー内藤と強打の尾川の対決に加え、セミに伊藤雅雪(伴流)と江藤伸悟(白井・具志堅S)の同級OPBF戦を組んだ今回の興行は既に前売り券が完売。当日券もわずか50枚しか残されていないという注目のイベントとなった。

 これが4度目の防衛戦となる内藤(13勝5KO)は8月下旬から世界ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のキャンプに1ヵ月合流。さらにはWBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)と2度のスパーリングを経験し「練習とコンディションは完璧」と笑顔で語った。

 特に2011年のデビュー前以来となる内山とのスパーリングでは「前回はジャブが見えなかったけど、今回はそんなことはなかった。内山せんはもちろん強いけど、しっかりスパーができた」と自信になった様子。今回は強打の尾川が相手だが「もらわないと思うし、完勝できると思う。これに勝てば国内に敵がいないということになると思うので、次のステップに進みたい」と宣言した。

 一方の尾川(16勝14KO1敗)も内藤撃破で世界タイトル戦線進出を目論む。ジムメイトのサウスポー、元世界王者の粟生隆寛や下田昭文とスパーリングを重ねて「(内藤が)やりにくいということはまったくない。スピードがあるとか柔らかいとか言われてますが、自分が劣っているとは思わない」とこちらも強気だ。試合には450人の大応援団が駆けつける予定で「お互いに世界に行けるかどうかの分岐点の試合になる。自分のパンチが当たると思う」といつも通りKO宣言した。

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