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IBFヘビー級決定戦開催、ワイルダー防衛戦前座で

2015年12月19日 17時24分

 ウラジミル・クリチコを下し統一世界ヘビー級王座に就いたタイソン・フューリー(英)が獲得したベルトのひとつIBF王座の決定戦が来月1月挙行される運びとなった。試合の入札が18日(日本時間19日)米ニュージャーシー州のIBF本部で開催され、IBF4位チャールズ・マーティン(米)を擁するウォリアーズ・ボクシングが123万8000ドル(約1億5200万円)を提示。IBF1位ヤケスラフ・グラズコフ(ウクライナ)をプロモートするメインエベンツがオファーした88万8000ドルを抑えて興行権を獲得した。IBFは指名挑戦者グラズコフとの防衛戦を拒否する発言をしたフューリーの王座を剥奪する決断を下していた。

 このグラズコフとマーティンの一戦は1月16日ニューヨークのバークレイズ・センターで予定される。メインイベントはデオンタイ・ワイルダー(米)vsアルツール・スピルカ(ポーランド)のWBC世界ヘビー級タイトルマッチ。もしIBFが剥奪処置を取っていなければ、ワイルダーはグラスコフの挑戦を受けるオプションもあった。

 IBFによると両者の報酬の取り分はグラズコフが65%(約9800万円)、マーティンは35%%(約5320万円)。入札で敗れたものの、メインエベンツのカティ・デュバ女史は「グラスコフは我々がオファーした額を上回るキャリア最高の報酬をゲットできるし、将来のオプションに拘束されることもない。これはグレートなディール(交渉)だ」と今回の結果を喜んでいる。

 一方マーティン(22勝20KO1分無敗)は今月12日、ロンドンオリンピック米国代表ドミニック・ブラゼールとの試合が決まっていたが、キャンセルして世界戦を優先。セントルイス出身のサウスポーで、ロサンゼルスを中心に活動。一時シュガー・レイ・レナードのサポートを受けていた。

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