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DANGAN4回戦トーナメント、エディ賞授賞式も

2016年1月28日 21時19分

 28日の後楽園ホールは「DANGAN」のオール4回戦。ルーキーズ・トーナメントvol.1決勝戦を含む、計10試合が行われた。

 グリーンボーイ同士ばかりが激突したこの日は、バッタバッタとダウンシーンが続出。第6試合の角田知浩(山上)-工藤克比古(ドリーム)戦は、初回にまず角田が2度ダウンを奪い、続いて工藤が倒し返す展開。従来なら工藤が同一ラウンドで2度ダウンを喫した時点でKO負けとなっていたが、ダメージは軽く、レフェリーが続行を許可した。これは今年になってJBC(日本ボクシングコミッション)がルール改訂に伴い「スリーノックダウンルール」(4回戦はツーノックダウン)を廃止してから初めての例だ。ちなみに試合は2回にもダウンを奪った角田が3-0判定勝ちした。

エディ賞の高橋トレーナー、愛弟子河野も出席

 また同じリングで第26回「エディ・タウンゼント賞」の表彰式も執り行われ、ワタナベジムの高橋智明トレーナーが受賞した。同賞は一年で最もボクシング界に貢献したトレーナーに贈られるもの。高橋氏は長年コンビを組む現WBA世界S・フライ級王者河野公平の米国での防衛成功(亀田興毅に判定勝ち)に尽力したのをはじめ、同ジムで4回戦からチャンピオンまで幅広く担当している。

 後楽園ホールのリングに立った高橋氏は「ワタナベジム渡辺均会長はじめスタッフの皆さんのおかげで、何より河野が世界を獲って防衛してくれたからこそです」と謙虚に受賞の喜びを語った。岩手県出身の高橋氏だが、現在は奥さんの実家のある静岡県に愛する家族を残して単身赴任中。「7年間それを許してくれている妻と子どもたちにも感謝します」と礼を述べていた。

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