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カーニバルMVPは西田光、技能は拳四朗、荒川が敢闘

2016年5月12日 14時55分

 日本チャンピオンが最強挑戦者と王座を争う2016年チャンピオンカーニバルの三賞選考会が12日、都内で開かれ、最優秀選手賞にミドル級新チャンピオンの西田光(川崎新田)が選ばれた。技能賞はL・フライ級の拳四朗(BMB)、敢闘賞はライト級の荒川仁人(ワタナベ)、殊勲賞がウェルター級の有川稔男(川島)。在京の専門誌記者、新聞記者ら7人の投票で決まった。

左からMVPの西田、拳四朗、荒川、有川

 西田は3月、以前敗れている2冠王者の柴田明雄(ワタナベ=引退)に再チャレンジし、不利の予想を覆して3回KO勝ち。全13階級を通じて最もインパクトのある勝利を飾ったとして、満票でのMVP選出となった。

 技能賞は拳四朗のほか、S・ライト級で4度目の防衛をはたした岡田博喜(角海老宝石)と荒川にも票が投じられ、最大3票を獲得した拳四朗が選ばれた。昨年12月にプロ6戦目で日本王座を獲得した拳四朗は、世界挑戦経験のある角谷淳志(金沢)を圧倒、初回TKO勝ちで初防衛に成功した。

 敢闘賞は荒川と岡田、ミニマム級でWBO1位の榮拓海(折尾)を下し、初防衛に成功した福原辰弥(本田フィットネス)が候補に挙がり、荒川が最大の3票を獲得。元日本・OPBF王者の荒川は4月、京都に乗り込んで、地元のチャンピオン徳永幸大(ウォズ)を判定で下し、王座返り咲きをはたした。

 殊勲賞はタイトル奪取に成功した新王者がのみが対象で、上記の三賞に選ばれた選手は対象から外れる。となると該当者は有川だけとなり、満場一致で受賞が決まった。有川は新藤寛之(宮田)に10回TKO勝ちで、新チャンピオンに輝いた。表彰式は26日、東日本新人王予選が開催される後楽園ホールで行われる。

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