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ポベトキン身の潔白を主張も…モスクワで会見

2016年5月17日 14時56分

 ドーピング検査で陽性反応が出てWBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)への挑戦が延期されたアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が16日、試合地のモスクワで記者会見し、身の潔白と21日に予定されていたワイルダー戦の開催を主張した。

ドーピング違反について釈明するポベトキン

 ポベトキンは「私はクリーンだ。何も摂取していないから、何も恐れることはない。私はこの試合に向けて準備をしてきた。別の目標は見ていない。いまは新たに発表されるであろう期日に向けて準備するつもりだ」とあくまでワイルダーと戦う意思を示した。

 ポベトキンのプロモーターであるアンドレイ・リャビンスキー氏は、ポベトキンから検出された違反物質メルドニウムはごく少量で、4回受けた検査のうち陽性反応が出たのは1回だけだったとして、再検査でクロという結果になるとは考えていないと主張。ワイルダーvsポベトキンはあくまで延期であり、再検査の結果を受けて新たな日程を設けると強調した。

 一方でワイルダー陣営はキャンプ地のイギリスからロシア入りはせず、そのまま米国に帰る方針。ワイルダーは「これは大きな失望だ。私は活動的なヘビー級チャンピオンでありたいし、すべての王座を統一するのが目標だ」と発言。陣営はWBCの判断を待つと言っているが、いまのところ明るい見通しは立っていない。Photo/BoxingScene.com

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