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赤穂亮が計量クリア、あす世界挑戦失敗からの復帰戦

2016年5月18日 17時08分

  100回目の大台を迎える「ダイナマイトパンチ」の計量が18日に都内で行われ、メインの54.5キロ(S・バンタム級)8回戦に出場の赤穂亮(横浜光)と白石豊土(協栄)はともに一発で合格した。赤穂はリミットの54.5キロ、白石は54.3キロ。

今回はバッチリ計量をクリアした赤穂

 当初、赤穂-白石戦は昨年12月に行われるはずだったカード。しかしこのときは赤穂が体調不良で前日計量を棄権し、試合が中止となった。仕切り直しとなった今回は無事に計量をクリアした赤穂には「アレ、拍手がない」と冗談を飛ばす余裕があった。一転、計量後は真剣な表情で感謝を述べ、試合への意欲を語った。「前回の失敗はやはり気持ちの部分が大きかったのかな。厳しい意見、なおも応援してくれる声の両方をいただいた。それでも石井一太郎会長は、100回目のダイナマイトパンチで、ましてメインで枠を取ってくれた。これはうれしい」。

 現在日本バンタム級3位の赤穂(26勝18KO2敗2分)にとっては、昨年8月の世界挑戦(タイでWBO王者プンルアンに2回KO負け)以来の試合でもある。それでも「再起戦という気はあまりしない」という。出直しにあたって挽回を焦る気持ちもないといい、「日本タイトルからやる気持ちもありますし、俺はまだ29歳。勝っていけばチャンスはまた来る」と信じている。「結果論だけど、(プンルアン戦は)自分の力を出し切る前に負けたから……。細かいことを考えずにあすは戦いたい」と赤穂。

 一方の白石(25勝12KO9敗3分)はここ1年以上白星から見放されているが、4年半ぶりとなる赤穂との試合に燃えないはずもない。初戦は赤穂のOPBF・S・フライ級王座に挑んで9回TKO負け。「前回の頃はかなりファイター型でしたが、いまの自分はスタイル的にボクサーファイターに近くなっていると思います」と自信をのぞかせる。「(赤穂が出てきても)逃げずに小さく打って、カウンターを取りたい」(白石)。タイトルの目標はあるものの、「強いヤツと戦う」というモチベーションがいまの白石を駆りたてているそうだ。

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