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クロフォードvsポストル、あすS・ライト級統一戦

2016年7月23日 10時06分

  あす23日(日本時間24日)米ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで開催されるトップランク社イベントの計量が22日行われ、メインの世界S・ライト級統一戦に出場するWBO王者テレンス・クロフォード(米)がリミットの140ポンド(63.50キロ)、WBC王者ビクトル・ポストル(ウクライナ)が139.5ポンド(63.27キロ)であすの試合に進んだ。

予想はクロフォード(左)有利。ポストルが意地を見せるか

 WBOライト級、同S・ライト級の2階級を制しているクロフォードはこれがS・ライト級王座の3度目の防衛戦。「この試合は(2014年の)ガンボア戦よりも重要だ。私は(試合に勝って)次のレベルにステップアップできる」と、今回の試合をスーパースターへの大事なステップと位置付けた。クロフォードは2014年、無敗の複数階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)を下し、全米ボクシング協会の年間最優秀選手賞に輝いている。

 ポストルは昨年10月、アルゼンチンのスラッガー、ルーカス・マティセーとの王座決定戦を10回KOで制し、初防衛戦がいきなり統一戦となった。今回はアンダードッグの立場ながら戦績は28勝12KO無敗で、28勝20KO無敗のクロフォードに引けを取らない。身長で8センチほど上回っていることも優位に働く可能性があり、虎視眈々とアップセットを狙っている。

 トップランク社のボブ・アラム氏は、5月に引退を表明したスーパースター、マニー・パッキャオ(フィリピン)の復帰戦を11月に行うべく画策中。クロフォードとポストルの勝者をパッキャオにぶつけようとしており、その意味でも注目の一戦だ。

 セミ格で行われるWBO世界フェザー級王座決定戦は、期待のランク1位オスカル・バルデス(メキシコ)が126ポンド(57.15キロ)、2位マティアス・ルエダ(アルゼンチン)が125ポンド(56.69キロ)で合格。決定戦は前王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ、現WBO世界S・フェザー級王者)のタイトル返上によるもの。Photo/Top Rank

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