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山中慎介のV11戦、モレノとの再戦にリング誌ベルト

2016年7月29日 10時49分

  WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)のV11戦に米専門誌「リングマガジン」のベルトがかけられることになった。試合は9月16日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で指名挑戦者のアンセルモ・モレノ(パナマ)を迎えてゴングとなる。

9月16日に向け練習に熱が入る山中

 100年の歴史を持つリング誌は、独自の基準と判断でランキングを作製し“チャンピオン”を認定。全階級でチャンピオンを認定しているわけではなく、同誌が実力を認めた真の王者だけにベルトを与えている。現在はヘビー級統一王者のタイソン・フューリー(英)、パウンド・フォー・パウンド・キング、フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)らが同ベルトを保持している。

 山中はこれまで10度の防衛を成功させ、現在のランキングは1位。2位にランクされ、9月に山中と接戦を演じたモレノとの試合は、ベルトを与えるにふわさしいと同誌が判断したというわけだ。  都内のジムで28日の練習を終えた山中は「モチベーションにはなりますよ。自分の中では(これまでの防衛回数が評価されたというよりも)この試合の勝者に贈られるものと思っています」とコメント。モレノとの完全決着、そして2本目のベルト獲得に意欲を見せた。

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