井上尚弥あすV3戦「圧倒的な勝利」で世界にアピール
2016年9月3日 15時26分
2016年9月3日 12時39分
WBC世界S・バンタム級1位レイ・バルガス(メキシコ)が現地時間3日、メキシコシティ郊外のメキシコ州アティサパン・デ・サラゴサで元WBA世界S・フライ級王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)を相手に12回戦を行う。2日同地で行われた計量で両者とも55.30キロを計測。試合はWBC・S・バンタム級インターナショナル・シルバー王座が争われる。
6月に行われた挑戦者決定戦で指名挑戦権を獲得したバルガス(アレクシス・カボレに判定勝ち)は世界戦スタンバイ状態。今月16日大阪で挙行される王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)vs長谷川穂積(真正)の勝者をターゲットに据える。「ムニョスは強い選手でいいパワーと多くの経験をを持っている。こういう相手に勝ってこそ自分の力が評価される。チャンピオンになりたいなら、いい形で勝たなければならない」と25歳のメキシカンは意気込みを語っている。
参謀のナチョ・ベリスタン・トレーナーは「レイは素晴らしいコンディションに仕上がっている。このクラスでは卓越した身長を誇り、リングでそれを生かす方法を知っている。無敗で並外れたボクサーだ」と絶賛する。
一方、日本で何度も世界戦のリングに上がったムニョスはすでに37歳。それでも前回の試合から元世界王者のロセンド・アルバレス(ニカラグア)をマネジャーとしてコンビを組みラストチャンスにかける。「私は多くの無敗の選手とグローブを交えており経験豊富。パワーを前面に押し出してに勝つ」とパンチャー復活を誓う。Photo/Pepe Rodriguez
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