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姫路木下ジムのホープ、清瀬天太&芹沢天明が勝利

2016年9月18日 21時53分

 姫路木下ジム主催の「第47回ビッグファイトボクシング」は18日、兵庫県市川町文化センターひまわりホールで開かれ、メインのバンタム級8回戦は新鋭のOPBF同級8位、清瀬天太(20=姫路木下)がKO勝ちは逃したものの、キャリア豊富な石橋俊(仲里)に文句なしの判定勝ち。セミのS・バンタム級8回戦は芹沢天明(21=姫路木下)がタイ人選手をボディ1発でキャンバスに転がしTKO勝ち、5連勝で8勝目(4KO)をあげた。

石橋に右を叩き込んで攻めたてる清瀬(左)

◇バンタム級8回戦
清瀬天太(姫路木下)[3-0(79-74、79-73×2)]石橋俊(仲里)
 清瀬は昨年の西日本新人王で敢闘賞を獲得。全日本新人王は獲れなかったが、長身から打ち下ろすストレートが武器。立ち上がりはジャブを正確に突いて、石橋の接近を封じにかかった。この試合が31戦目の石橋はフェイントを多用、スイッチを入れて、かく乱戦法に出た。清瀬はこれに動じなかったものの、カウンターを狙って下がりながらのフットワークが目立ち、一気の攻勢に持っていけず、石橋の攻撃も許した。最終回に清瀬は積極的に前に出て、石橋をロープに釘付けして乱打を見舞ったが、そこでゴング。清瀬は初のメインとあって試合運びを慎重に構え過ぎて、若さとパワーの持ち味を出し切れなかった。清瀬は10勝3KO2敗1分。石橋は10勝4KO20敗1分。

芹澤は初回KOで試合を決めた

◇S・バンタム級8回戦
芹沢天明(姫路木下)[TKO1回2分50秒]エークギティ・モークルンテープトンブリー(タイ)

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