池原KO宣言、江畑は5度目の正直 WBO女子世界戦
2016年9月20日 15時09分
2016年9月20日 8時45分
先週土曜日17日、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムでリアム・スミス(英)に9回KO勝ちでWBO世界S・ウェルター級王者に就いたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)が19日(日本時間20日)メキシコに帰国。早速、試合で負傷した右手を診断した。検査の結果、親指を骨折していることが判明した。専門医によると、全治6週間。手術は行わず、手を固定して治療、回復に努めるという。
プロモーターのゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は12月、ニューヨークでカネロの試合を計画していたが、修正を余儀なくされ、このプランは消滅。復帰は来年2017年まで持ち越される運びとなった。ターゲットをミドル級3冠統一チャンピオン、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に定めるカネロとGBPは、いずれにせよミドル級でキャリアを進行させる方針だ。
一方、試合後の会見でGBPのエリック・ゴメス社長はゴロフキンに対して1000万ドル(約10億円)のオファーを提示したと発言。「でもゴロフキンと彼のプロモーター(K2プロモーションズ)から回答は届かなかった」(ゴメス氏)。来年予定されるゴロフキン戦がカネロの次戦になるのか、それとも1試合はさむのか成り行きが注目される。
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