April
23
Tuesday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

17°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > カネロが右手親指骨折、次回登場は来年に持ち越し

カネロが右手親指骨折、次回登場は来年に持ち越し

2016年9月20日 8時45分

 先週土曜日17日、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムでリアム・スミス(英)に9回KO勝ちでWBO世界S・ウェルター級王者に就いたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)が19日(日本時間20日)メキシコに帰国。早速、試合で負傷した右手を診断した。検査の結果、親指を骨折していることが判明した。専門医によると、全治6週間。手術は行わず、手を固定して治療、回復に努めるという。

 プロモーターのゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は12月、ニューヨークでカネロの試合を計画していたが、修正を余儀なくされ、このプランは消滅。復帰は来年2017年まで持ち越される運びとなった。ターゲットをミドル級3冠統一チャンピオン、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に定めるカネロとGBPは、いずれにせよミドル級でキャリアを進行させる方針だ。

 一方、試合後の会見でGBPのエリック・ゴメス社長はゴロフキンに対して1000万ドル(約10億円)のオファーを提示したと発言。「でもゴロフキンと彼のプロモーター(K2プロモーションズ)から回答は届かなかった」(ゴメス氏)。来年予定されるゴロフキン戦がカネロの次戦になるのか、それとも1試合はさむのか成り行きが注目される。

Related article
関連記事