あす日本L級戦、ベテラン荒川仁人に塚田祐介が挑戦
2016年9月23日 15時32分
2016年9月23日 12時21分
3階級制覇王者で現在はWBC世界ライト級休養王座を保持するホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)とWBA世界ライト級王者アンソニー・クローラ(英)の最終記者会見が22日、英マンチェスターで行われた。試合は24日(日本時間25日)マンチェスター・アリーナでゴングを聞く。
リナレスはクローラがイスマエル・バルロソ(ベネズエラ)を7回KOで沈めた5月の初防衛戦を引合いに出し、「イスマエルはグッドファイターだが大きなミスを犯した。彼はアンソニーをKOしようとアグレッシブになりすぎ、急ぎ過ぎてしまった。このレベルでKOを狙うのは危険だ。私はこのレベルで勝利するための準備をしたきた」とコメント。同胞のバルロソを反面教師とし、クレバーに戦って勝利することを約束した。
また、リナレスは混沌とするライト級戦線についても言及。「ライト級はすべてのチャンピオンが素晴らしいファイターだ。来年にはテリー・フラナガン(英=WBO王者)、デヤン・ズラティカニン(モンテネグロ=WBC正規王者)と試合をすることになるかもしれない」と語り、クローラを撃破し、さらなるステップに進む野望も口にした。
英大手ブックメーカー、ウィリアムヒルがつけたオッズはクローラの勝利が1.57倍、リナレスの勝利が2.50倍で、地元のクローラが優勢と出ている。Photo:Lawrence Lustig/Matchroom Boxing
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