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ジョニゴンが長谷川に刺激、王座返り咲きに意欲

2016年9月23日 10時56分

 今週土曜日24日メキシコ・カンクンで日本S・フェザー級12位の山元浩嗣(ワタナベ)を相手にWBCインターナショナル・シルバーS・フェザー級王座の防衛戦を予定する元2階級制覇王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ=写真左)が21日、WBCが毎週開催する地元記者との懇親会に電話で参加。試合の抱負を述べると同時に同胞ウーゴ・ルイスから王座を奪取したWBC世界S・バンタム級チャンピオン長谷川穂積(真正=写真右)にメッセージを送った。

 2011年に長谷川からWBC世界フェザー級王座を奪ったゴンサレスは「ホズミはリングですばらしい模範となった。年齢は関係ない。いい準備と勝利への意欲そして厳しいジムワークが結果をもたらす。私も今、同じ状況。同じ35歳。ベテランになったけど、世界チャンピオンに返り咲く望みは捨てていない」とコメント。かつて拳を合わせたライバルから大きな刺激を受けた様子だ。

 懇親会に出席したカルロス・クアドラスの戦い(対ローマン・ゴンサレス)を称賛したゴンサレスは山元に関してコメント。「好戦的な選手で前で出てくる。距離の取り方が非常にうまい。身長も私と同じくらいで注意が必要。カウンターを決めたい。最初にダメージングブローをコネクトした者が勝つ」。

 標的は三浦隆司vsミゲール・ローマン戦が締結すればその勝者、あるいはダイレクトにWBC王者フランシスコ・バルガスだという。一方でフェザー級に戻って王者復帰を目指すオプションもあるそうだ。

 会見を仕切ったマウリシオ・スライマンWBC会長によると、WBCは長谷川と1位レイ・バルガス(メキシコ)との指名試合締結を通達した。また“ロマゴン”のS・フライ級戴冠で空位となるWBCフライ級王座に関して、同会長は1位フアン“チュリートス”エルナンデス(メキシコ)と2位ナパーポン・ソールンビサイ(タイ)による王座決定戦締結もリクエスト。勝者は指名防衛戦を2試合義務づけられるという。

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