名古屋は日本フェザー級決定戦、林翔太vs上野則之
2016年9月23日 16時24分
2016年9月23日 15時32分
日本ライト級タイトルマッチの計量が23日、日本ボクシングコミッションで行われ、初防衛戦を迎えたチャンピオンの荒川仁人(ワタナベ)が61.0キロ、挑戦者4位の塚田祐介(吉祥寺鉄拳8)が61.1キロで合格した。試合はあす24日、後楽園ホールの「DANGAN166」で行われる。
日本・OPBF王座を獲得し、海外で世界戦の経験もある荒川は4月に徳永幸大を下して2度目の日本王座に就いた。今年になってワタナベジムに移籍しての王座獲得は「最低限の恩返し」と話していた荒川。キャリアの差から圧倒的有利が予想されるサウスポーは「塚田選手をなめているわけではないけど、先を見据えて期待を持ってもらえるような試合をしたい」と意気込みを語った。34歳の荒川は27勝16KO6敗。
8勝3KO5敗の塚田は勝ちと負けを繰り返しながら苦労してタイトル初挑戦の舞台にこぎつけた。サウスポーとの対戦は初めてとなるが、前日本S・フェザー級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)、日本S・ライト級2位の佐藤矩彰(新日本木村)ら実力派サウスポーとスパーリングを重ねて大一番に備えた。182センチの長身が武器の27歳は「準備はしっかりできた。自分は失うものがないのであとはやるだけ。楽しみです」と笑顔で語り、計量会場をあとにした。なお、
セミでは日本ライト級1位の土屋修平(角海老宝石)がレックス・オリサ(フィリピン)と“タイトル前哨戦”。新人王時代から注目され、いよいよタイトルが間近に迫った土屋は3ラウンド以内のKOを予告した上で「(ライト級王者が)どちらでも倒す自信はある」と言い放った。
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