キース・サーマンが来日、ガルシアとの統一戦に自信
2016年12月7日 21時55分
2016年12月7日 19時02分
12月14日タイのナコンラチャシマでWBA世界ミニマム級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑む同級14位の小野心(ワタナベ)が7日、都内のジムで練習を公開した。
2014年5月にIBF王者だった高山勝成(仲里)に挑戦して以来、2度目の世界挑戦を迎える小野(19勝3KO7敗3分)。今回は敵地タイでの挑戦とあって前回とは事情が異なるが、4月に気温34度のタイで試合をした経験は大きい様子(ノンタイトル戦に2回TKO勝ち)。タイ対策を問われると「パクチーを食べている。苦手だったけど食べられるようになった」と集まった報道陣を笑わせた。
問題は暑さや食事ではなく、純粋にチャンピオン(13勝6KO無敗)をどう攻略するかにありそうだ。ガードを高く上げ、体の強さを生かして圧力をかけてくるノックアウトは技巧派サウスポーの小野にとって決してやりやすいタイプではない。
強化ポイントについて小野は言葉を濁したが、石原トレーナーは「正直アウェイで勝つのは難しいが、1%でも可能性のあるところに重点を置いてやってきた。相手はこちらをパンチがないと思っているはずなので、そこをつきたい」と語り、対策はかなり練ってきた様子だ。
小野はミット打ちでは力強いパンチを打ち込み、言葉ではなく体で大勝負への決意表明。10日深夜の便で決戦の地、タイに乗り込む。
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