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石田ジムのプロ加盟祝賀会、元世界王者ら200人出席

2017年3月5日 20時00分

  元WBA世界S・ウエルター級暫定王者で元OPBF、日本同級王者の石田順裕(41)が大阪府寝屋川市に開いた「寝屋川石田ボクシングジム」の設立と日本プロボクシング協会加盟を祝う記念パーティーが5日、大阪市北区の中華料理店で開かれた。西日本のジム会長、石田の出身の興国高校、近畿大学、後援者ら約200人が出席、元3階級王者の長谷川穂積もお祝いに駆けつけた。

所属選手に囲まれ満面の笑みの石田会長(中央)

 石田は現役時代から明るい性格で人気者だっただけに、元世界王者の徳山昌守氏、名城信男氏や日本王者らも多数出席。西日本ボクシング協会副会長の枝川孝・六島ジム会長が「金沢ジム時代からの付き合いだが、若い力で選手を育て、世界王者を出してほしい」とあいさつ。

 興国高校理事長・校長の草島葉子さんは「高校時代はボクシングだけでなく、書道部にも所属しており、優しい心根を持っている。いい指導者になると思う」と石田の意外なエピソードも披露して、新たな門出を祝った。

 また、近大ボクシングの澤谷廣典総監督は「ボクシング部が復活できそうになった時に、石田君に監督就任を要請したことがある。まだ、現役でいたいと断られたが、石田君なら立派な選手を育てるはず」と激励した。

 大勢の祝福を受けた石田は「「大勢の方に応援していただいて、自分は幸せ者。まだ始まったばかりですが、まずは新人王を育てて、ゆくゆくは大きな舞台に立たせたい」と抱負を語った。

 アマのエリート選手からプロ入りした石田は39歳まで現役を続け、最後はグリーンツダジムでヘビー級王者を目指し戦い、27勝11KO11敗2分の戦績を残した。昨年8月に京阪寝屋川市駅近くにジムを開き、11月にプロ加盟が認められた。

 フィットネス会員や、キッズ会員約100人が広いジムで練習しており、プロは4回戦3人。さらに1人が5月にテストを受ける予定。プロ第1号のS・フェザー級、福井貫太(23)が4月2日、デビュー戦を迎える。

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