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竹中良まさかのKO負け、OPBFフェザー級王座陥落

2017年6月8日 21時36分

 8日後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインイベント、OPBFフェザー級タイトルマッチは、王者の竹中良(三迫)が挑戦者13位のノ・サミュング(韓)に10回1分26秒KO負け。4度目の防衛に失敗した。試合の模様はフジテレビで10日(土)深夜3時20分時から放送される。

不調の竹中は10回にキャンバスに沈んだ

 タイトル獲得から2年2か月がたち、IBF6位、WBC7位のランクされる竹中に対し、14年に現日本S・バンタム級6位のテイル渥美(渥美)に勝利したこともあるノは前に出て右を思い入り打ち込むボクシング。KO数以上にパンチはありそうな印象だ。

序盤は竹中が技術の差を見せつけてリード

 技術で勝る竹中はフットワークとブロッキングでノのパンチを防ぎながら、左フックを合わせたり、右ストレートから返しので左ボディブローを打ち込んだりして試合を組み立てた。2回終了間際、竹中の右でノが足元を一瞬グラつかせた。竹中は4回に攻撃を強めるが、ノもワンツー、ボディのコンビネーションで応戦。4回を終わって40-36、40-37、38-38で竹中がリードした。

 竹中は有効打で上回るものの、動きにキレがなく、挑戦者の前進と手数はなかなか止まらない。7、8回はノのパンチを被弾するシーンもあり、楽勝ムードはいつの間にかに消えていた。ノは8回にバッティングで減点1。8回終了時の採点は78-73、78-74、77-74で竹中がリードしながら、差を詰められた。

10回に2度ダウンでタオル投入

 迎えた10回、ノの右ストレートが決まると竹中がガクリ、追撃を浴びてダウン。再開後、再びノの右をもらってダウンすると、カウント中にタオルが投入された。キャンバスで大の字になって喜ぶを表したノは11勝4KO3敗。まさかの王座陥落となった竹中は16勝9KO4敗1分。陣営によると、特にけがなどはなかったが、試合中に足が思うように動かなくなったという。

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