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栗原慶太がサルダールに雪辱 直接再戦で8回TKO勝ちしOPBF王座4度目の獲得

2024年1月27日 0時48分

 比国セブ市で26日に行われたOPBFバンタム級再戦は挑戦者の栗原慶太(一力)が王者フロイラン・サルダール(比)に8回1分13秒TKO勝ち。昨年10月の初戦で初回TKO負けした栗原がダイレクトリマッチを制し、チャンピオンに返り咲いた。

 再戦の栗原は初回から攻めに攻めた。第1戦と異なりガードを固めて潜り込むようにしてサルダールをプレス。サルダールはこれをいなしながら打ち、栗原に右フックを決めるなど、試合はのっけからスリリングな展開となった。

 栗原は飛ばしまくった。2回もサルダールにロープを背負わせ、左ボディ、右を連打。サルダールはしのぐが早くも疲れがうかがえる。接近して押し込み続ける栗原は4回、左フックから右を打ち込んでサルダールをダウン。

 ダメージと疲れが相当なサルダールは防戦一方となってストップ負け寸前と追い込まれながらも、そのつどビッグパンチを振って栗原に反撃。栗原も被弾しなかなかフィニッシュに持ち込めなかったが、それでも攻め続け、迎えた8回再びサルダールを倒し、試合を終わらせた。

 これで栗原はこの王座4度目の奪取となった。同時に試合にかけられていたIBFアジア王座も手に入れた。戦績は18勝16KO8敗1分。初防衛に失敗したサルダールは34勝24KO7敗1分となった。

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