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ロマチェンコ報酬譲歩でロペスと合意か

注目のライト級統一戦 10.17ラスベガス内定 
ロマチェンコ報酬譲歩でロペスと合意か

2020年8月19日 15時05分

 今年後半のビッグマッチ、ライト級3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=写真右)と同級IBF王者テオフィモ・ロペス(米=同左)の統一戦が10月17日に挙行される運びとなった。試合を中継するESPNをはじめ、複数のメディアが報じている。

 会場はラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで無観客試合が有力。別料金を徴収するPPVイベントではなく、ESPNが通常の放送で全米に中継する模様だ。

 このカードはコロナ禍による中断を経て、9月あるいは10月に開催が見込まれていた。だが350万ドル(約3億7000万円)の報酬で同意したロマチェンコに対しロペスは提示された125万ドルに不満を示していた。

 そのため交渉は行き詰まっていたが、ロマチェンコが325万ドル(約3億4500万円)に減額することに同意。25万ドルをロペスに回すことでIBF王者は150万ドル(約1億6000万ドル)を得ることで交渉がまとまったと見られる。ロペスは200万ドル近いファイトマネーをゲットすると伝えるメディアもある。

 以前からソーシャルメディアを通じて挑発的な発言を繰り返すロペスに対し、ロマチェンコも「試合はスパーリングみたいなものになる」と貫禄を示している。対決まで2ヵ月あまり。オッズはアメリカ式の表記でロマチェンコが-365、ロペスが+275。およそ3-1でロマチェンコ有利となっている。

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