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ウォードとコバレフLV入り、因縁再戦は今週末ゴング

2017年6月14日 14時21分

 3団体統一世界L・ヘビー級チャンピオンのアンドレ・ウォード(米)と前統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)が現地時間13日、決戦の地ラスベガス入りした。試合は17日(日本時間18日)、同地マンダレイベイ・イベンツ・センターでゴングとなる。

コバレフ返り討ちで雑音を一蹴したいウォード

 両者は昨年11月に対戦し、S・ミドル級からクラスを上げたウォードが2回にダウンを奪われながら、その後盛り返す形で3-0(114-113×3)判定勝ち。しかし、コバレフの勝利を支持する声も多く、今回の試合は因縁のリマッチと位置付けられる。

“グランド・アライバル”で出迎えられたウォードは「多くの人たちが前回の試合で私が勝ったと思っている。みんな言い訳は聞きたくないし、何も聞きたくない。私たちはこの問題にケリをつけるんだ」と完全決着でコバレフの口を封じる決意だ。

“クラッシャー”コバレフの強打は火を噴くか

 一方のコバレフは「私の拳がすべてを語ってくれるだろう。私が言いたいのは、ウォード陣営が私のチームを悪く言ったつけを、彼は必ず払うことになるということだ」と言い放った。

 ブックメーカーの出しているオッズを見ると、bet365でウォードの勝利が1.61倍、コバレフの勝利が2.30倍。ウォードのKO勝ちが10倍、判定勝ちが1.83倍、コバレフのKO勝ちが5倍、判定勝ちが3.75倍。初戦に勝利しているウォードが優勢で、コバレフが勝つとすればKOという数字を出している。Photos/Tom Hogan–Hoganphotos

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