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パッキャオ練習不足報道を否定、今週末ホーン戦

2017年6月26日 10時43分

 6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が7月1日、豪州ブリズベンのサンコープ・スタジアムで指名挑戦者ジェフ・ホーン(豪)を迎え、WBO世界ウェルター級王座の初防衛戦を行う。パッキャオは24日、チャーター機でフィリピンから現地入りした。

 昨年11月、ジェシー・バルガス(米)を下してWBOウェルター級王座を奪還してから8か月ぶりのリングとなるパッキャオ。フィリピン上院議員としての仕事が忙しく、挑戦者のホーンが無名選手でもあることから、フィリピンからは「練習不足」という報道が流れていた。

 これに対しパッキャオは「この試合に向けてとてもハードな練習をしてきた。フィリピンのいくつかの記事は、私が練習していないと伝えたが、それは本当じゃない」とコメント。フレディ・ローチ・トレーナーも「我々は1日48ラウンドのトレーニングを積んできた。いまのパッキャオからはパワーを感じる。この7年間でこんなマニー・パッキャオを見たことがない」と太鼓判を押した。

 ラグビーW杯の試合も行われたサンコープ・スタジアムは既に4万5000万枚のチケットが売れ、当日は5万人以上の観客が見込まれるとのこと。はたしてローチ氏が言うように、38歳になったパッキャオの強打は爆発するのか。もしパッキャオがKO勝ちすれば、09年11月のミゲール・コット戦以来、13試合ぶりとなる。

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