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田中恒成は眼窩底骨折の疑い、年末の出場は微妙に

2017年9月14日 12時58分

 WBO世界L・フライ級王座の2度目の防衛に成功した田中恒成(畑中)が試合から一夜明けた14日、試合会場となったエディオンアリーナ大阪内の会議室で記者会見を行った。田中は前日の試合後、病院で検査を受け、眼窩底骨折の疑いがあることが明らかになった。

左から畑中会長、田中、斉トレーナー

 両目を大きく腫らせて会見に臨んだ田中は「開始直後、一発目のジャブが左目にあたり、以降は二重に見えた。そのあと右目もふさがり、カットまでしてしまった。けがをしてしまったことの悔しさ、情けなさでいっぱいです。けがをしたことで田口選手をはじめ、ファンや関係者に申し訳なく思う」と話した。

けがをしてしまって悔しく、情けない

 田中は前日の試合でランク13位パランポン・CPフレッシュマート(タイ)と対戦。初回にダウンを喫するなど苦しみながら9回TKO勝ちを収めた。試合後に気分が悪くなり、記者会見をキャンセルして病院に直行。検査の結果、頭部に異常はなく、吐き気などは眼窩底骨折が原因ではないかと推測された。

 これにより実現が規定されているWBA同級王者、田口良一(ワタナベ)との年内の統一戦は微妙になった。畑中清詞会長は「(年内の統一戦は)本人も望んでいるけど、未来のある選手なので体を治すことが第一」とコメント。14日午後、名古屋市内の病院であらためて目の検査を受けるそうで、その結果次第で今後のことが決まりそうだ。

平均視聴率は関東7.7%、名古屋9.9%

 なお、TBS系列で全国放映されたテレビ視聴率は、平均で関東地区が7.7%、名古屋地区が9.9%、関西地区は8.8%。瞬間最高は関東地区が10.2%、名古屋地区が14.2%だった。

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