2017年9月17日日曜日

中日本新人王vs西部日本新人王対抗戦

 17日、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールにて、中日本新人王と西部日本新人王の対抗戦が行われた。勝者は11月に大阪で、西日本新人王と全日本新人王出場をかけた西軍代表決定戦を行う。

 フェザー級の高瀬衆斗(蟹江)は相手の棄権、L・フライ級の長井佑聖(市野)、S・フライ級の松浦克貴(岡崎)は不戦勝で決定戦進出をはたした。各階級の結果は以下の通り(左側が勝者)。

■中日本新人王vs西部日本新人王対抗戦(4回戦)

◇ミニマム級
仲島辰郎(平仲BS)[3-0(39-37×3)]マンモス和則(薬師寺)
 無敗同士の注目の一戦。中日本MVPのマンモス和則が2回以降、大振りを繰り返して決め手を欠いていく。3回には自らのスイングでスリップしてしまった。仲島はよく見て細かく応戦してポイントを重ね、デビューからの連勝を6に伸ばした。

◇フライ級
近藤冬真(蟹江)[2-0(39-38、40-36、38-38)]濱上京武(島袋)
 多彩な左を突き刺す近藤に対して、背の低い濱上は潜ってボディを叩く。しかし強烈なボディを加えた近藤の左に、濱上は思うように下が打てなくなってくる。それでも必死に抵抗し、濱上の左フックが何度か顔面を捕らえたが、体格に勝る近藤のスタミナは衰えず、終了ゴングまで押し切った。

◇バンタム級
高井一憲(中日)[3-0(39-38×2、40-37)]藤川祐誠(S&K)
 サウスポー同士の一戦。距離を取って的確なパンチで見映えのいいヒットを見せる藤川と、大きなパンチを交えて前に出て、圧力をかける高井。初回の打ち合いから鼻血を流した藤川の顔の下半分は終盤真っ赤に染まったが、高井は表情を変えずに前に出続けた。

◇S・バンタム級
干場悟(タイガーウイング)[TKO2回1分6秒]末吉史明(FUKUOKA)
 開始から積極的に前に出る干場の攻勢を無敗の末吉は冷静に対処。左右ストレートの連打で早くも干場の右目は腫れ上がってくる。2回にも左右ストレートにアッパーを交え、末吉が優勢に見えたが、干場は止まらぬ連打で末吉をロープに詰めると、そのまま倒しきった。

◇S・フェザー級
森武蔵(薬師寺)[TKO2回49秒]照屋雄太(平仲BS)
 鋭い踏み込みで左ストレートを放つ森。照屋は頭を付けるくらいの距離で細かく打とうとするが、森はショートアッパーで迎撃。2回開始早々、入ろうとした照屋に森は左ショートアッパーで最初のダウンを奪う。再開後、再びくっつこうとした照屋に森は左ストレートを打ち込み2度目のダウン。最後はロープに詰めたところで照屋が崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。

◇ライト級
小畑武尊(ダッシュ東保)[TKO1回54秒]近藤裕真(畑中)
 開始からサウスポーの小畑が重戦車のような圧力で近藤をロープへと詰める。一度は近藤のカウンターで押し返されたものの、すぐに連打を再開して小畑が最初のダウンを奪った。再開後も小畑の圧力前進から最後は左ストレートで、近藤がよろけるように倒れると、レフェリーがすぐ試合を終わらせた。

◇S・ライト級
マーカス・スミス(平仲BS)[TKO1回3分4秒]伊藤為治(浜松堀内)
 突然の終末だった。伊藤は入ろうとするが踏み込みが浅く、スミスは余裕を持って動いているが手数が少ない。そんな中、伊藤が頭を下げて入ろうとしたところにサウスポーのスミスの左アッパーがカウンターでヒットすると伊藤はバッタリと倒れ、大の字にダウン。軽く合わせたようにも見えたスミスのアッパーだったが、凄まじい威力だったようだ。

◇ウェルター級
清利樹(駿河男児)[TKO1回1分50秒]本間聖哉(琉球)
 開始直後、1戦①敗の本間の大振りが意外と当たったが、その後はワンサイド。清が青コーナーに詰めての連打で試合を終わらせたが、あまりに力の差のある対戦だった。

◇ミドル級
高橋ルガー大毅(駿河男児)[TKO1回2分37秒]藤本大樹(本田フィットネス)
 この日がデビュー戦の藤本に対して、サウスポー高橋はワンツーから右フックを引っ掛け最初のダウンを奪った。しかしこれはオープン気味で、決して効かすようなものではなかったが、その後はいつでも終わらせられるような状態で試合が続いていく。最後もワンツーからの右フックで2度目のダウンを奪い、試合は止められた。