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3階級制覇の井岡一翔、突然の引退表明

2018年1月1日 0時17分

 前WBA世界フライ級チャンピオンの井岡一翔(28=井岡)が31日、新横浜プリンスホテルで記者会見を開き、現役引退を表明した。会見の模様はTBSの大みそか特番『KYOKUGEN』で生中継された。

引退理由、今後の方針ともによくわからず…

 会見で井岡は「ボクシングをやるきっかけになった3階級制覇の夢をかなえたときに引退をしようと思った。2度目の防衛戦で前王者(フアン・カルロス・レベコ)との再戦があり、それに勝って真のチャンピオンだと考えてボクシングを続けた」と説明。「(今年4月の)5度目の防衛戦の前に決意した」と続けた。

 今後については「次のステージに進むビジョンはできている」と語ったが、具体的な内容は明かさなかった。

 井岡は世界2階級制覇の井岡弘樹・現西日本ボクシング協会会長の甥として注目され09年にプロデビュー。当時の国内最速記録となるプロ7戦目でWBC世界ミニマム級王座を獲得し、15年4月に3階級制覇を達成した。戦績は22勝13KO1敗。

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