3階級制覇の井岡一翔、突然の引退表明
2018年1月1日 0時17分
2017年12月31日 22時33分
大みそか大田区総合体育館のメインイベント、L・フライ級2団体王座統一戦は、WBA王者の田口良一(ワタナベ)がIBF王者ミラン・メリンド(比)に3-0判定勝ち。ベルトを統一するとともにWBA王座の7度目の防衛に成功した。スコアは117-111×2、116-112。
統一戦という大舞台だからか、田口の立ち上がりは硬さが見られた。初回終盤、メリンドの左アッパーを食らうとダメージがあったのかバックステップを踏む。大勢に影響はなかったが、不安を感じさせる立ち上がりとなった。
小柄なメリンドはパンチの回転が速く、左のボディ、アッパーをダブルで打ち込むなどコンビネーションで攻めた。体格で勝る田口は上体を振りながら圧力をかけ、3回あたりからジャブの精度がアップ。徐々に調子を上げ、左ボディ、右ショートといった得意のパンチも出していった。
メリンドは回を追うごとに勢いがなくなり、パンチを出してもすぐにクリンチするシーンが増える。田口は8回、ジャブを立て続けに決めて、右を追加するとメリンドがズルズルと後退。さらに畳みかけ、会場が大きくわいた。
メリンドは9回に反撃に出たが、10回は田口が右ストレート、左ボディで攻勢。会場の大声援を受けて11、12回も前に出た。メリンドは最終回、クリンチに逃れるのがやっとだった。田口は27勝12KO2敗2分。メリンドは37勝13KO3敗。
2024年12月5日 21時20分
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