フルコビッチがIBFヘビー級、カラム・スミスはWBC・L・ヘビー級でそれぞれ挑戦権獲得
2022年8月21日 10時08分
2022年8月21日 8時26分
ヘビー級3冠戦が20日(日本時間21日)、サウジアラビアのジッダで行われ、チャンピオンのオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が前王者アンソニー・ジョシュア(英)に2-1判定勝ち。昨年9月、ジョシュアから奪った王座の初防衛に成功した。スコアは116-112、115-113でウシク、115-113でジョシュアだった。
体を小さくしてプレスをかけていくジョシュアに対し、サウスポーのウシクは上体と足をよく動かすいつも通りのボクシング。初回はウシクのジャブがヒットし、ジョシュアは2回にボディ打ちを出し始める。ジョシュアは3回に右フックを打ち込むなど、ガードの上からパンチを当てていった。ウシクも4回に左を当てて引かなかった。
中盤は拮抗したラウンドが続いた。ジョシュアはボディからの攻撃、コンパクトなスイングを心がけて第1戦から改善を見せたが、ウシクがジャブ、左をコツコツ当てて有効打でわずかに上回っている印象。それでもジョシュアは6回、ボディ攻撃からウシクにロープを背負わせて攻勢をアピール。8回にも左右のボディ打ちでウシクに迫った。
9回、ジョシュアがボディ打ちから顔面にパンチをつなげると、ダメージを負ったウシクがバックステップ。ジョシュアが追いかけ、初めて山場を作った。しかし10回はウシクが左を連発で決め、ジョシュアの動きを止める。ジョシュアは右を一発決め返すが、攻め込まれて打たれ脆い弱点をこの試合でも見せてしまった。
11回、ウシクがネジを巻き直して足を動かし、手数も増やしてジョシュアを翻弄しにかかる。ジョシュアは右ボディアッパーでウシクにダメージを与えるが苦しそう。ウシクは最終回もよく動いてゴールテープを切った。
試合後、ウシクとジョシュアはともにウクライナ国旗を掲げて採点がコールされるのを待った。読み上げられたスコアはウシクの勝利だった。35歳のウシクは20勝13KO無敗。32歳のジョシュアは24勝22KO3敗。
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