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4.4ヤップに中嶋孝文が挑戦、OPBFバンタム級

2018年1月30日 9時35分

 OPBFバンタム級チャンピオン、マーク・ジョン・ヤップ(六島=写真右)が4月4日、後楽園ホールで同級12位中嶋孝文(竹原慎二&畑山隆則=写真左)の挑戦を受けることが決まった。ヤップは3度目の防衛戦となる。

 フィリピン人ボクサーのヤップが後楽園ホールで試合を行うのは3度目。2013年に2度ホールで戦い、この時は現世界王者岩佐亮佑(セレス)、上林巨人(竹原慎二&畑山隆則)にいずれも判定負けだったが、その後六島ジムに所属し、力をつけてOPBF王者まで出世した。

 最近は久高寛之(仲里)、山本隆寛(井岡)、益田健太郎(新日本木村)ら日本の実力者を軒並み退け、すっかり日本人キラーぶりが板についてきた。現在の世界ランキングはWBC6位、IBF8位。今回のホール登場は“強くなったヤップ”をアピールする格好の舞台となる。28勝14KO12敗。

 現在タイでシーサケット・ソールンビサイ(WBC世界S・フライ級王者)のスパーリングパートナーを務めているチャンピオンは、「東京での試合、頑張ります」とやる気。枝川孝・六島ジム会長も「バンタム級でもS・バンタム級でもいいので世界挑戦をしたい。そのためにもKO勝ちをしたい」と、ヤップ売り込みに懸命だ。

 33歳の中嶋(29勝13KO9敗1分)は海外での地域王座戦も含めると3度目のタイトルマッチ。ヤップ挑戦に悲願の初ベルト獲得をかける。

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