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ゴロフキンが薬物反応のカネロ非難 WBC会長明かす

2018年3月22日 12時59分

  WBCのマウリシオ・スライマン会長は、統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が5月5日に再戦するサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に対し、批判的なコメントが発したと明かした。カネロから薬物検査で違反物質クレンブテロールが検出されたことに基づく発言と受け取られる。

 同会長やESPNドットコムが発信したニュースでゴロフキンは「第1戦でカネロは違反物質を使用した疑いがある。また使用禁止のワセリンを使っていた。バンデージ巻きにも疑惑があった。このスポーツではあり得ることだが…」などとコメントした。ゴロフキンは米カリフォルニア州ビッグベアでキャンプに入っている。

 これに対してスライマン氏は「このスポーツに多大な貢献をし模範的なボクサーが爆発した」と表現。そして「こんなことは初めてだ。彼は調査を要求する権利はある。でも(薬物問題と)混同して他の件に言及するのはどうかと思う。きっとフラストレーションがたまっているのだろう」とメキシコのメディアに語った。

 ゴロフキンの言動は再戦へ向け、カネロと陣営に揺さぶりをかけているとも取れるが、スライマン氏は「GGGのクレームはすべてネバダ州コミッションに決定を任せたい」と発言。この件に関して他の認定団体WBA、IBFもまだ結論を出していない。

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