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マイキーがIBFタイトル返上 王座決定戦の行方注目

2018年4月18日 11時21分

 4階級制覇王者のマイキー・ガルシア(米)がIBF世界S・ライト級王座を返上した。今後は保持するWBCライト級王座を防衛していく模様だ。最新のIBFランキングで同級王座は空位となった。

こちらは昨年7月、ブローナー戦のマイキー

 ガルシアは3月10日、近藤明広(一力)との王座決定戦を制して王者となったセルゲイ・リピネッツ(ロシア)と体制して判定勝ち。4階級制覇を達成した。IBFはガルシアに対して同級2位イバン・ラバンチェク(ベラルーシ)との指名試合をオーダーしていたが、ガルシアはこの試合は行わず、再び主戦場をライト級とする。

 IBFのS・ライト級は2位がラバンチェクで3位にアンソニー・イギット(スウェーデン)、4位に近藤、5位に岡田博喜(角海老宝石)がつける。ガルシアの王座返上による王座決定戦や挑戦者決定戦の行方が注目される。

 ライト級はWBA&WBCダイヤモンド王者のホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が5月12日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで2階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の挑戦を受ける。ガルシアの復帰でライト級がますます面白くなりそうだ。Photo/SUMIO YAMADA

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