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加納陸が決意表明、8.24日本王者の小野心に挑戦

2018年7月4日 21時57分

 日本ミニマム級1位の加納陸(20=大成)が8月24日、後楽園ホールで同級王者、小野心(35=ワタナベ)に挑戦することが決まり、兵庫県三田市のジムで3日、意気込みを語った。

タイトル戦に挑む大成ジムの加納(右)と秋月

 加納は国内最年少世界王者を目指し、2年前にWBO世界ミニマム級王者、高山勝成(仲里=引退)に挑戦したが、6回負傷判定で敗退。再起を図り、昨年5月にWBOアジア・パシフィックミニマム級王座決定戦に臨むも6回KO負けを喫した。

 同年11月に春口直也(橋口)に判定勝ち、今年4月にタイ人選手を1回KOで下して、再び世界を目指しており、WBO9位など世界ランキングを保持している小野にチャレンジすることに。

 小野は4月の王座決定戦で平井亮輝(千里馬神戸)を3-0判定で破ってOPBF・L・フライ級に続き5年ぶりにタイトルを獲得、今回が初防衛戦となる。

 すでに走り込み合宿を終えた加納は「昨年5月に負けてから、ディフェンスを中心に練習を積み、この2戦は効果が出てきていると思う。小野さんはキャリアがあり、勝負の厳しさをくぐり抜いてきている選手なので、その厳しさにのみこまれないように戦うだけです」。

 初の後楽園ホールでの戦いには「東京のお客さんにいい意味で衝撃を与える圧倒的な勝ち方をみせたい」と意欲をのぞかせた。加納は8勝4KO2敗、小野は22勝5KO9敗3分。

秋月は中村と日本ユースS・フライ級戦

 また、加納の会見に7月29日、エディオンアリーナ大阪第二競技場で行われる日本ユースS・フライ級王座決定戦で中村祐斗(21=市野)と対戦する秋月楓大(19=大成)が同席した。

 秋月は「昨年11月と今年2月に連敗して、学んだことがたくさんある。相手もパンチがあるが、このチャンスにスピードとパンチ力を生かしたボクシングをするだけです」と決意を語った。秋月は11勝9KO2敗1分、中村は7勝6KO5敗。

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